今回は、赤ちゃんが生まれるパパ・ママに向けて、出産後に忘れずにしておきたい行政手続きについて、僕自身の経験をもとにまとめました。
生まれてくる赤ちゃんのため、そして愛する奥さんのためにも、出産後に必要な手続きを事前に把握しておきましょう。
僕自身、産後の大変な時期にバタバタしないように、事前に調べて準備しておいたおかげで、スムーズに手続きを進めることができました。
この記事を読んで、一緒に一つずつ確認していきましょう!
1. 行政上の申請について
赤ちゃんが生まれてまず一番にやるべきことは、出生届の提出です。
これは赤ちゃんの戸籍を作るためのとても大切な手続きで、この手続きを終えないと、他の手続きに進むことができません。
出生届は、生まれた日を含めて14日以内に提出する必要があります。
期限を過ぎると、裁判所の許可が必要になったり、罰則が科される場合もあるので、忘れずに手続きしましょう。
出生届を提出すると、その日から約1週間〜2週間後に住民票が発行できるようになります。
住民票が発行できるようになると、下記のような手続きができるようになります。
手続き名 | どこで申請できる? |
児童手当の申請 | 居住地の市区町村役場 |
乳幼児医療費助成制度の申請 | 居住地の市区町村役場 |
健康保険(社会保険・国民健康保険)の申請 | 会社(社会保険) 居住地の市区町村役場(国民健康保険) |
出産育児一時金の申請 | 会社(社会保険) 居住地の市区町村役場(国民健康保険) |
マイナンバーカードの申請(任意) | 居住地の市区町村役場 |
※ 出産育児一時金は、直接支払制度を利用すれば、病院で手続きが完結します。制度の利用可否は、出産予定の病院に確認してください。
各手続きにはそれぞれ期限があるので、なるべく早く手続きを済ませるのがおすすめです。
特に、児童手当は申請した翌月分からの支給になります。
申請が遅れると、その分もらえるはずだった手当がもらえなくなる可能性があるので、注意しましょう。
2. 申請する上で必要なもの
手続きの種類によって必要な書類は異なりますが、共通して必要なものや、事前に準備しておくとスムーズなものを紹介します。
- 母子健康手帳:各種手続きで必要になる場合が多いです。
- 印鑑:シャチハタは使用できない場合があるので、朱肉を使うタイプの印鑑を準備しましょう。
- 本人確認書類:運転免許証やマイナンバーカードなど。
- 振込先の口座情報:児童手当や出産一時金などの振込先として必要になります。
- 出生届:病院で受け取れます。忘れずに病院でもらいましょう。
その他、各手続きごとに必要な書類や持ち物が異なる場合があるので、事前に役場のホームページなどで確認しておくと安心です。
3. 保管方法
出生届や母子健康手帳など、大切な書類は、出産前後にバタバタして紛失しないように、まとめておくことをおすすめします。
- 一つのファイルにまとめる:一つのクリアファイルや書類ケースに、出生届の控えや母子手帳、その他手続きに必要な書類をまとめておくと、探す手間が省けます。
- デジタルで管理する:スマホのカメラで書類を撮影しておくと、いざという時に内容を確認できて便利です。ただし、原本は大切に保管しましょう。
わが家では専用の書類ケースを購入して書類をまとめています。僕が住んでいる自治体では医療費助成制度により中学生まで医療費が免除されるので、その証交付申請書を持ち歩く為に購入しました。
自治体によっては高校生まで補助してくれるところもありますので、ぜひ一度お住いの自治体の制度について調べてみてください。
4. まとめ
出産は、奥さんにとって人生の一大イベントです。
パパは、出産後のサポートはもちろん、手続きなどの雑務を率先して行うことで、奥さんの負担を減らすことができます。
手続きは、大変そうに感じるかもしれませんが、一つ一つ落ち着いて進めていけば大丈夫です。
奥さんと一緒に、新しい家族との生活を笑顔で迎えるために、今から少しずつ準備を始めてみませんか?
僕もまだまだ新米パパですが、一緒に頑張っていきましょう!
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